- ビットコインはなんとなくわかるけど、イーサリアムって??
- 仮想通貨に興味はあるけど、なんだか難しそう…
こんなお悩みを解決します。
こんにちは。あまねです。
仮想通貨といえば、ビットコインとイーサリアムが有名ですね。この記事ではビットコインと比較しつつイーサリアムについて詳しく初心者に向けて解説した記事です。
イーサリアムへの投資を検討している人は、本記事を読むとイーサリアムの基本情報と将来性を知ることができます。
難しい話や専門用語はなるべくかみ砕いて解説はありませんので、初心者でもサクッと理解して仮想通貨投資を始めることができますよ。
本記事の信頼性
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イーサリアム(ETH)とは
イーサリアム(ETH)の基本情報は、以下の通りです。
名称 | イーサリアム |
通貨単位 | ETH |
時価総額ランキング | 2位(2024年1月時点) |
価格 | $2,250※2024年1月、coingecko |
発行枚数 | 発行上限なし |
コンセンサスアルゴリズム | PoS(プルーフ・オブ・ステーク) |
公式HP | https://ethereum.org/ja/ |
イーサリアムはビットコインにつぐ仮想通貨で、時価総額が第2位を誇ります。
イーサリアムは単なる仮想通貨ではなく、「分散型プラットフォーム」として位置づけが大きいです。プラットフォームは、「スマートコントラクト」と呼ばれる自動契約実行機能を核としている点が特徴です。これにより多くの新しいアプリケーションやプロジェクトの構築と運用が可能となります。
例えば、DeFi(分散型金融)なんかが該当しますね。
ビットコインが主に決済や送金に利用されるのに対し、イーサリアムはプラットフォームとして多く利用されることが多く、このプラットフォーム上で運行されるさまざまなアプリケーションがイーサリアムの可能性と将来性を広げています。
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の違い
ビットコインとイーサリアムの主な違いを、下記の表にまとめました。
通貨 | ビットコイン | イーサリアム |
---|---|---|
主な用途 | 送金・決済 | 分散型アプリケーション開発 |
コンセンサスアルゴリズム | PoW | PoS |
発行上限 | 2100万枚 | なし |
時価総額(2023年12月時点) | $44,098(1位) | $2,250(2位) |
ブロック時間 | 約10分 | 約15秒 |
スマートコントラクト | 不可 | 可 |
送金速度 | 遅い | 比較的早い |
ビットコインは「半減期」と呼ばれるおよそ4年に1度のペースで新規発行量が半分に減少する仕組みがありますが、イーサリアムにはこの仕組みは存在しません。そのため、価格が比較的安定しやすいといったメリットがあります。
また、送金速度の面ではイーサリアムの方が早くなっています。イーサリアムは約15秒ごとに1回のペースで新しいブロックが生成されるのに対し、ビットコインは約10分ごとに新しいブロックが生成されます。
これによって、イーサリアムはスピーディーな送金を実現できるのです。
主な用途
ビットコインが主に決済や送金を目的に使用されるのに対して、イーサリアムはプラットフォームとして利用されることが多いのが特徴的です。
イーサリアムにはブロックチェーン(スマートコントラクト)を利用して、アプリケーションを開発するという主な役割があります。そして、ブロックチェーン技術を用いてできたアプリケーションを「DApps(ダップス)」と呼びます。DAppsは金融、不動産、ゲームなどさまざまな分野で実用化が進んでいます。
イーサリアムのブロックチェーンはアプリケーションだけでなく、仮想通貨の開発にも利用されています。
イーサリアムのブロックチェーンをベースにしている仮想通貨には、オーエムジー(OMG)やベーシックアテンショントークン(BAT)など多岐に渡ります。
コンセンサスアルゴリズム
コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーン上で行われる仮想通貨の取引の整合性を確認する際のルールのことをいいます。
以前はイーサリアムもビットコインと同じPoW(プルーフオブワーク)を採用していました。PoWとは、多大な計算量を必要とする問題を最初に解いたマイナー(採掘者)が、取引を承認する権利(報酬として仮想通貨をもらえる権利)を獲得する方式です。
マイニングに莫大な電気量を消費するPoWは、環境に与える負荷が大きい点が以前から問題視されてきました。そのため、イーサリアムは保有している通貨量に応じて取引の承認者を決定するPoS(プルーフオブステーク)へ移行することを表明し、2022年9月15日に完了しました。
発行上限枚数
ビットコインの発行上限枚数は2,100万枚です。ビットコインは取引が成立するたびに新たに一定量が発行され、報酬としてマイナーに支払われます。なお、ビットコインが上限に達するのは2140年頃といわれています。
一方、イーサリアムには発行上限が設定されていません。ただし、イーサリアムは発行上限がない代わりに、バーン(焼却)が実装されています。バーンにより供給量を制限することで、通貨の希少性と価格の安定を担保しています。
また発行上限に関しても、今後のアップデート次第で設定される可能性もあるため、現状では未定という扱いになっています。
イーサリアム(ETH)の特徴
イーサリアムはブロックチェーンの技術によって作られ、ビットコインの次に取引量を誇る仮想通貨です。
イーサリアムは独自の特徴を持ち合わせているので以下の順で解説していきますね。
- 時価総額ランキング第2位
- スマートコントラクト(契約の自動化)
- 分散型アプリケーション
時価総額ランキング世界第2位
イーサリアムは世界で第2位の取引量を誇る仮想通貨です。
順位 | 通貨 | 時価総額 |
---|---|---|
1 | ビットコイン(BTC) | $863,976,515,759 |
2 | イーサリアム(ETH) | $270,407,580,911 |
3 | テザー(USDT) | $93,319,775,457 |
4 | バイナンスコイン(BNB) | $47,343,761,845 |
5 | ソラナ(SOL) | $41,113,600,989 |
イーサリアムとはプラットフォームの名前で、その中で使われる通貨がイーサ(ETH)です。イーサリアムとイーサの違いは「プラットフォーム」と「通貨」です。
初めての方はイーサリアムが取引所で使われる通貨と勘違いしますが、取引所で販売しているETHはイーサですよ。
スマートコントラクト
イーサリアムは「スマートコントラクト」と呼ばれる契約を自動化してくれるシステムが組み込まれています。これがあることで第三者との契約はネット上で完結します。
スマートコントラクトのメリットは、次の通りです。
- 契約の自動化
- 手数料も安く、承認が早い
契約が自動化されることで第三者の加入がありません。手数料を安くできるだけでなく、正当性があると言えます。
分散型アプリケーション
イーサリアムプラットフォームは分散型アプリケーションとして活用されています。イーサリアムを使うきっかけとなっているのはほとんどこのためです。
分散型アプリケーションって言われてもよく分からんと思いますので、例を使用して解説します。
分散型アプリケーションは「AppleStore」のようなものでイーサリアムのネットワークを使用して自分で設計や開発ができるのが大きな特徴です。一からスマートコントラクトを設計するのは大変なのでその手間が省けるのはプログラマーとしてもありがたいでしょう。
イーサリアム(ETH)の3つのメリット
イーサリアムの特に魅力的なメリットについて解説します。
2024年1月時点で1ETH2250ドルと安定して上昇してるのには以下のメリットがあると考えられています。
イーサリアムの3つのメリットについては以下の通りです。
- DeFi(分散型金融)の成長
- NFT(非代替性トークン)ブーム
- 市場の注目と信頼
DeFi(分散型金融)の成長
分散型金融(DeFi)の急成長により、イーサリアム上で様々な金融サービスが提供されており、その需要が価値の上昇に寄与しています。
イーサリアムは分散型金融(DeFi)の中心的なプラットフォームとして機能しており、借貸、スワップ、流動性供給などの金融サービスがスマートコントラクトを通じて提供されています。
DeFi市場の成長に伴い、イーサリアムの需要が増加することで価格が上昇する可能性があります。
イーサリアムはガス代が高いのがネックでしたが、レイヤー2の開発とともにガス代の問題も解決しつつあります。
NFT(非代替性トークン)ブーム
イーサリアムはNFTの基盤として使われており、デジタルアートやコレクティブルの取引において需要が高まっています。
アーティストやクリエイターが自身の作品をNFTとして販売し、コレクターが取引することで、イーサリアムの需要と価値が増加します。
市場の注目と信頼
世界取引量2位のイーサリアムは長い歴史があり仮想通貨を取り扱っている人で知らない人はいません。
多くの取引所では必ず購入することができる通貨で、ビットコインと同様に、仮想通貨の市場が拡大するとともに購入されやすい通貨であることは間違いないでしょう。
これによって市場内での注目と信頼が高まり、投資家や企業がプラットフォームに関心を寄せています。
イーサリアム(ETH)の3つのデメリット
ここでイーサリアムのデメリットもみて行きましょう。
周りでNFTで稼いでいる人がいるから自分もやってやろう!なんて思って始めてみたものの、仮想通貨にはリスクはつきものです。そのため、デメリットを知っておくことは重要です。
イーサリアムのデメリット3つを以下に紹介しますね。
- ハッキングリスク
- 競合のプラットフォームの存在
- 法律規制
ハッキングリスク
THE DAOの事件をご存知でしょうか。
これは過去にイーサリアムプラットフォーム上の通貨であるイーサ(ETH)で150億円以上の資金を調達した過去最大と言われるプロジェクトがハッキングに合った事件です。
多くの投資家も参入していたこのプロジェクトですが、開発しているシステムがハッキングで約50億円分のイーサ(ETH)が盗まれています。
仮想通貨には多くの資金が流れる反面で、その資金を狙うハッカーも多くいることを理解し、自分の大事な資産を守るための勉強が必要です。
競合のプラットフォームの存在
イーサリアムは最初のスマートコントラクトのプラットフォームでしたが、これを台頭に他にも多くのプラットフォームが開発されています。
開発者やユーザーが他の選択肢を検討する可能性があり、イーサリアムの市場シェアを脅かすことも考えられます。
これらの問題点に対処するため、イーサリアムの開発者コミュニティは様々な技術的な改善やアップグレードを行っています。将来的なアップデートによって、これらの課題に対する解決策が提供されることが期待されていますが、その過程は進化するテクノロジーの特性を反映して複雑であり、時間がかかることもあります。
仮想通貨全般に言えることではありますが、常に市場の調査をしながら判断していく必要があります。
法律規制
仮想通貨業界では国ごとにも規制が違いますし、規制も変化しています。
主な法規制は以下の通りです。
- 課税
- KYC(身元確認)
- 仮想通貨規制
ビットコインを含む仮想通貨の法規制は日々変化しています。例えば取引量の多い国で仮想通貨を厳しく規制するニュースが流れると「仮想通貨は危ない…」と多くの人が売却するでしょう。
こうした規制によって価格変動や、価値の消失もありえることが仮想通貨保有のデメリットと言えるでしょう。
これはあくまでも可能性であって確定したものではありません。最終的には必ず自分の判断で取り扱いましょう。
チャートから振り返るイーサリアム(ETH)の価格推移
イーサリアムは、ヴィタリック・ブテリンという少年が考案した仮想通貨です。2013年11月に、当時19歳だったヴィタリックがホワイトペーパーを発表し、2015年にプロジェクトが立ち上がっています。
イーサリアムは、大規模なアップデートを行う度に注目を集めましたが、特に注目すべきは2021年の値動きです。
DeFiのプラットフォームとして既に注目を集めていたイーサリアムですが、2021年は特にNFTブームの影響を強く受けます。NFTの基軸通貨的な存在として、需要が大きく高まったイーサリアムは、5月に当時最高値の約3,780ドルを記録します。中国政府の規制などで一度は価格を落としますが、11月には再び最高値(約4,815ドル)を更新しました。
2023年に入ってからは、金融市場の回復に伴ってイーサリアムの価格も上昇しています。2022年の最安値(約1,150ドル)が価格の底打ちと見立てる投資家やアナリストもいるなど、市場全体の恐怖感が和らいでいると言えるでしょう。価格としては、約2,200ドル付近を推移しています。
イーサリアムの今後
ここまで読んだあなたなら、イーサリアムの未来は明るいということがわかりますよね。
イーサリアムは将来1,000万円になる!と言っている人がいるのも納得です。
実際に1,000万円になるかどうかはわかりませんが、その可能性は十分にあり今後も活躍してくれそうなのは確かです。
というか、イーサリアムやその他の仮想通貨について知らない方が将来に不安を覚えますね。
もう仮想通貨は怪しい・怖いという時代は終わったようですね
イーサリアム将来性のまとめ
- さまざまなサービスのプラットフォームになっている
例)NFT、DeFi、DAO
NFT:NFT(非代替可能トークン)市場は爆発的な成長を遂げており、イーサリアム上で作成されたNFTがオークションやデジタルアート市場で高額取引されるなど、注目を集めている。
DeFi:金融サービスの分散化や新たな金融商品の開発が進んでいる。
DAO:世界ではもちろん日本国内でも広がりを見せている。 - イーサリアムは、ブロックチェーン技術の進化や新たな利用事例によってさらなる発展が見込まれている。
- 企業や機関がブロックチェーン技術の利点を認識し始めている。
近い将来、NFTがチケットや公的証明書になると予想されている。(チケットなどはすでに活用し始められています) - イーサリアムは、マージ(イーサリアム2.0)のアップグレードによって膨大な電力とガス代の高騰を抑え、セキュリティの問題にも対処している。
これによりより多くの取引件数を処理し、ユーザーの満足度を向上させることが期待されている。 - 不動産や供給チェーン管理など、他の産業への応用も進んでいる。
イーサリアムは仮想通貨の中で重要な存在であり、その成長と進化は仮想通貨市場や産業に大きな影響を与えることが予想されます。
イーサリアム(ETH)についてのQ&A
Q1: イーサリアムの購入において最も重要なポイントは何ですか?
A1: ポートフォリオの分散、長期的な展望と調査、リスク管理と資金管理、信頼できる専門家の助言の活用です。
Q2: イーサリアムの将来についてどのような調査を行えば良いですか?
A2: イーサリアムの技術や開発の進歩状況、関連するニュースやイベントに注意を払い、将来の可能性を把握することが重要です。
Q3: イーサリアムを購入する際のリスク管理はどのように行えば良いですか?
A3: リスク管理としては、ポートフォリオの分散、適切な資金管理、リスクに対する理解と予測、セキュリティ対策の確保が重要です。
また、必ず余剰資金ではじめましょう。
分散投資も必要ですが、取引所やウォレットを分けて持つのも大事です。
例えば、コインチェックのウォレットに10ETH、メタマスクに8ETH、GMOコインに20ETH など。
可能性は低いですが、もしコインチェックがハッキングされても資金を失っても、他の所にもあるからセーフ!となりますよね。
イーサリアム(ETH)のまとめ
結論として、イーサリアムの将来性はあるでしょう。
イーサリアムを土台に、さまざまなサービスが誕生しているのと同時に、近い将来イーサリアムのNFT技術を使ってスポーツ観戦、コンサートや映画のチケットから免許証などの公的証明書などまでもが切り替わっていくと言われています。
そのときに、全く分かんない…とならないように、今から少しずつでも知っておくべきことだと思っています。
そして、投資するかしないかは別として、自分が気になる仮想通貨を少しでも持っておいた方がよいと思います。
仮想通貨に投資することに反対している有名な投資家の中でも、ブロックチェーン技術はすばらしいと認めている人が多いのです。
イーサリアムは時価総額第2位の仮想通貨で、単なる通貨ではなく「分散型プラットフォーム」として機能し、「スマートコントラクト」を核に新しいアプリケーションやプロジェクトの実行を支援します。
ビットコインが決済や送金に利用されるのに対し、イーサリアムは多くのアプリケーションが動作するプラットフォームとして利用されます。
イーサリアムの取引を始める際の基本的な流れは、以下の通りです。
- 仮想通貨取引所を選ぶ
- 仮想通貨取引所の口座を開設する
- 資金を入金する
- イーサリアムの取引を始める
イーサリアムを購入する仮想通貨取引所を選ぶ際は、以下の選び方を参考にしてください。
- イーサリアムを取り扱っている取引所を選ぶ
- 各種手数料の安い取引所を選ぶ
- セキュリティ対策は万全であるか
- 操作しやすく使い勝手が良いかどうか
イーサリアムは国内の多くの取引所で取り扱われているため、手数料の安さや使いやすさを基準にして取引所を選ぶと良いでしょう。
また、仮想通貨取引所での口座開設手数料は無料ですので、まずはコインチェックで口座開設してみましょう。
2024年はビットコインの半減期ということもあり、これからの仮想通貨は波がきつつあります。この波に乗り遅れないためにも、まずはコインチェックで少額のイーサリアムを買うことから試してみてください。
今回の記事は以上になります。
この記事が、あなたが仮想通貨投資を始める第一歩の手助けになればうれしいです。
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